歴史を活かした防災まちづくり手法 「天水バケツプロジェクト」にみるグリーン社会の多世代共創

グリーン社会とSI研究会

人文科学研究所第11部門第3回グリーン社会とソーシャル・イノベーション研究会:歴史を活かした防災まちづくり手法 「天水バケツプロジェクト」にみるグリーン社会の多世代共創

日時:2022年7月29日(金)17時~19時
場所:同志社大学烏丸キャンパス志高館1階101
■講師:大窪健之氏 立命館大学理工学部環境都市工学科教授。明日の京都文化遺産プラットフォーム「天水バケツプロジェクト」メンバー

専門分野は、歴史都市や文化遺産の防災設計。単著:『歴史に学ぶ減災の知恵―建築・町並みはこうして生き延びてきた』(平成24年6月、学芸出版社)ほか論文著書多数。日本イコモス国内委員会・理事(平成31年~)、国際イコモス・理事(令和3年~)など歴任。

グリーン社会の実現には一人一人のライフスタイルの見直しが必須となります。豪雨災害が頻発する現代、雨水を改めて見直そうという動きがあります。雨水を貯めて消火用水として使う天水桶は江戸時代から行われていました。京都の歴史的街並みを災害から守ると同時に、日本の伝統的文化の継承につながる、生活に身近な雨樋とバケツを組み合わせた新しい雨水活用システムを設置し、安全で環境にやさしいまちを住民が中心になってつくるプロジェクトである「天水バケツプロジェクト」についてお話いただきます。

<参考サイト>天水バケツプロジェクトhttp://tomorrows-kyoto.jp/tensui_baketsu_project/https://www.youtube.com/watch?v=NK33yzkYixY

主 催:同志社大学人文科学研究所第21期11部門研究会

協力:公益財団法人京 都市環境保全活動推進協会、一 般社団法人Impact Hub Kyoto

◆申込先https://forms.gle/7hyrBM96PmbSW1Jx7

◆ 問合せ先同 志社大学政策学部教授服 部篤子ahattori@mail.doshisha.ac.jp

◆第11部門の研究テーマ:「ソーシャル・イノベーターによる地域実践のための教 育プログラム開発の研究」