「革新と継承、物の見方を変える方法」(諸般の事情により開催延期となりました) 

「アートは地域活性化の起爆剤ではないと思います。地域の人に気づきを与える力があるのです」という安藤さんは、地域をデザインすることが仕事です。そして”観光文化”の先駆け箱根、その町に生まれ育ち、町の変化を見守ってきたお一人。

今回講師を担当いただく安藤さんも大森先生も、
「今から」「地域の身近な生活、日常を記録にとる必要がある」といいます。
記録が、これからの地域の創造につながるといいます。

どのような目線で、何を伝え引き継ぐのか、
そして地域の創造に繋げる記録とは何か。

当日は講義だけではなく、実際にチームに分かれ、安藤さんを含む複数の【箱根人】にインタビューしながら記録映像をとり、地域を記録の観点から考えます。その手法とプロセスは、フランスで活動しフランスの勲章を受けた、記録映像の第一人者であり、『世界一受けたい授業』でもご活躍の大森康宏先生から直接ご指導いただきます。多くの人々を魅了してきた「ものの見方」とは…?体感しながら、どうぞお楽しみください!

10月28日(土)13:30~17:00
会場は、箱根の彫刻の森美術館です。

【講師】
◆大森 康宏氏

国立民族学博物館名誉教授
専門は映像人類学。パリ第10大学修了(ジャン・ルーシュに師事)。『津軽のカミサマ』、『私の人生―ジプシー・マヌーシュ』、『サンチャゴ・デ・コッポステラヘの巡礼』他、撮影・制作監督作品受賞作多数。フランス・シュロの葉勲章 パルム・アカデミック勲4等受章。国立民族学博物館、立命館大学映像学 部教授・学部長を歴任。

【ゲストスピーカー】

◆安藤 美奈氏
東京藝術大学卒、慶應義塾大学大学院アート・マネージメント分野修了。
コンサルティング・ファームにて文化施設を中心としたコンサルティング、M&Aに従事する。現在、マーケティング・リサーチ企業の運営に携わりながら、東京藝術大学非常勤講師として、ミュージアム・マーケティング、文化観光に関する調査・研究を行い、アート・マネージメント関連の受託事業や芸術祭など多くのアート・プロジェクトに参画している。

◆永井 泰山氏 公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団 事務局長

財団法人彫刻の森美術館、美ヶ原高原美術館(長野県)にて美術部、普及宣伝部などを経て、現在、公益財団法人彫刻の森芸術文化財団事務局長。関わった主な展覧会は、ヘンリー・ムーア大賞展、ロダン大賞展、森に生きるかたち、蔡國強の茶室―岡倉天心へのオマージュ、ピカソ再発見の旅、ヘンリー・ムーア:自然の気配 人のかたち、チェッコ・ボナノッテ展、マティス、その原点、20世紀の巨人・ピカソの世界、ミレー 心の旅など多数。

<なぜ箱根?>

箱根には、日本で最初のホテル、日本で最初の野外彫刻の美術館があります。海外の方に宿泊頂く、海外の作品を紹介する、という考え方は当時、相当、革新的であったでしょう。
箱根の町は、小さな町ですが、HAKONEは、よく知られた地名です。観光によるまちづくりの先駆けである箱根に学ぶことは何か、何を応用することができるのか。身近なようで知らない側面も多々ある箱根で、実践を通した学びの場をご用意いたしました。

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